前回の記事でwindows10から11にアップグレードした話をしましたが、使っていて不具合が発生したので、備忘録として不具合の内容とその修正対応方法について記事にしたいと思います。
え?ゲームの話しろ?次まで待ってもろて!!(゚Д゚)
症状の内容

もう治ったので再現できないのですが、まずタスクバーにある検索バーで文字入力しようとしても反応しないというもの。

また、スタートボタンを押して上の方にある検索欄をクリックするとスタートメニューが閉じてしまう。
tabとかでカーソルを合わそうとしても合わすことができず。

正常な場合、このように検索画面が出てきます。
これはタスクバーの検索を押しても同様なので、つまりこの画面を出そうとして何かしら不具合により出なかったため閉じてしまった流れでしょう。

更に、作業していると右下の通知にファイアウォールが無効化されているといった通知が出てきます。
コントロールパネルから有効化しようとしてもエラーが出る始末。
0x800706d9エラーでしたかな?
他にもマイクロソフトストアで各アプリの更新がエラーになるなどが今回の不具合の症状でした。
解決方法
エラーコードを頼りに、野生のデバッガーニキの情報を探った結果、以下の記事を発見!!
軽めに説明すると
- PsToolsをダウンロードして解凍→Cドライブ配下に格納
- 管理者権限でcmdを開く→「cd C:\PSTools」を入力(これで格納した所に移動する)
- 「psexec64.exe -s -i cmd.exe」を入力
- regedit.exeが実行される
ここまでの操作で、今回弄るレジストリの編集権限を書き換える事ができる状態でレジストリエディタを開くことができるようです。
ちなみに、cmd.exeは「C:\Windows\System32」にありますので、こちらにアクセス→cmd.exeを右クリック→管理者として実行でcmd起動できます。

- 「\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\mpssvc\Parameters\AppCs」まで開く
- 「AppCsフォルダ」を右クリック→「アクセス許可」を選択→SYSTEMユーザーの権限のフルコントロールの所にチェック入れる
- この時に念の為「AppCsフォルダ」を右クリック→「エクスポート」を選択してバクアップしておく
- キー「DebugedLoopbackApps」を削除し、値を設定せずに再作成する。
- 再起動
要するに、キー「DebugedLoopbackApps」の状態がアップグレードした過程でおかしくなった可能性があります。(それかwin10のデータのままなのが原因?)
これで症状が解消しました!!
アップグレード提供したいなら不具合無くせよと文句言いたい
windows10のサポートを切り、windows11に移行させるようにするためにアップグレード提供しているのであれば、今回のような不具合に関して公式は対処すべきだと思いますね。
アップグレード提供をしてあまり期間が経っていないのならまだしも、すでに提供期間も長いので擁護できませんな。
レジストリ弄るレベルの不具合に対応しない杜撰さは首をかしげる所ではありますが、今回のような症状で困ってる方は是非試してみてください。

コメント